ヘナで白髪染めをすることが流行した理由

2000年、ヘナの粉をジェル状にした製品「ラクシュミ1ヘアカラlトリlトメントR」の販売を開始しました。日本初のチューブ状のヘナ商品です。お客様から「ヘナは面倒だ!」と簡便性老求められることが多くなり、簡単、安全を追究し、開発しました。

価格は2400円でヘナ2回分。開発の段階でネックとなったのがヘナの中の菌でした。水分で菌、かふくらむので、ガンマ滅菌することになりました。この商品は大ヒット商品となりました。

2003年にはリニュ1アル製品の製造販売も開始しました。しかし、この商品はヒットしたものの、色が染まりにくくなることがわかりました。製造後、日にちが経つごとに色素量の減少が認められたのです。原因は、赤色の染着作用のあるロlソン量の低下、劣化でした。ピlク老境にして数カ月で色がつかなくなったのです。年間10万本以上売っていましたが、2009年2月を最後にして製造販売を中止し、在庫2万本を残して廃棄しました。

ヒット商品でしたから、販売業者も突然の製造中止に怒りまくってきました。でも、そんな色がつかない、劣化した商品を売るわけにはいきません。これに伴い、約1000万円の借金を抱えることになりました。簡便性を求めすぎた結果です。

よい勉強になりました。その失敗からもう一度、初心に戻り、基本的な考え方を見直すことになりました。いまでは、ぜったい粉。時間と手閣をかけて髪の手入れをすることが髪にとってはとても大切なことと痛感しました。

●シャンプーも開発中

シャンプーを開発するにあたって、私には2つの目的があります。1つは、自分の使うものは自分でつくるということです。長い間、美容の仕事をしてきで切り離せないものがシャンプー剤です。

通常、サロンでは美容ディーラーが商材を持ち込み、サロン側は旬の商品を選びます。サロンで「新製品が出ました!いかがですか?」という会話、かされます。

時代、素材(髪)の変化によってシャンプーも変化しますが、よいモノがコロコロ変わること自体がおかしなことです。ホンモノは、時代によって変わるものではありません。

シャンプーの開発に取り組んでから約加年、およそ叩種類ほどの商品在世に送り出してきました。最初は化粧品会社選び、開発に関して研究者とミーティング、試作、お客様への使用テスト、製品化という流れを繰り返しゃってきました。商品ゃつくりに携わることでいろいろなととを学びました。

いちばん大きな学びは、シャンプー剤に使用する薬品の基礎知識です。これらを学ぶことにより、同時にH薬害H についても学ぶことができます。

2つ目は、経済面です。メーカー、美容ディーラー、美容室、お客様、これらの流れを変えることで、コストの削減ができます。削減した部分は美容室とお客様の利益になります。これを使って美容室は研究開発をすることができます。また、お客様にとって商品をより安く買うことができるという一挙両得が実現します。これからは共生の時代ですから、経済の仕組みも変えていくべきだと思います。

日常ケアを変えるだけで、ツヤツヤ髪は手に入る

サロン帰りのサラサラツヤツヤの髪、「プロがやってくれたからこそ。自分では無理」と決めつけていませんか?髪には神経がありませんから、髪自らダメージを修復する力はありません。だからこそ、ツヤ髪キープのためには、次のような日々のお手入れを地道に続ける必要があるのです。

根元から毛先に向けて手でよくさわり、キューティクルの方向を整える。
@シャンプーで汚れや前日のトリートメント剤をリセット。
@トリートメントでキューティクルを保護し、叩種類のアミノ酸を補う。
@ツヤのある髪の毛を生やすための頭皮ケア。
@即ツヤが出るブローやアイロンの使い方をマスター。

どれも日常の範囲ででさることばかりですが、少し工夫が必要。とはいっても、028面倒なケアは無用です。次に挙げる3つのポイントのように、ほんの少し日常ケアに工夫をこらすだけで、ツヤ髪はあっけないほど簡単に手に入ります。

@シャンプーを、「こする」から「頭皮マッサージしながら行う」に変える頭皮をこする洗い方は、古いやり方。頭皮も肌の一部ですから、ゴシゴシこすらない、というのが新常識。頭皮に指をあてたらそのまま指の腹でグッグッと押すように洗います。

汚れが浮き上がって毛穴がきれいになり、髪年齢を若返らせ、ツヤやかな髪、が生えてくるのを助けます。

@自分の毛髪タイプに合ったシャンプー剤やトリートメント剤を選ぶ肌用コスメは情報収集、比較検討して選ぶ人も、シャンプーやトリ1トメントは「これでいいや」とおざなりになりがち。最近は剤の進歩が目覚しく、なりたいスタイルや髪質に合わせて選ぶと、髪質や仕上がりにかなりの差がつきます。頭皮のたるみは顔のたるみにもつながるのですから、シャンプーもスキンケアの一部と心得ましょう。

@手ぐし、ブ口ーやアイロンでキューティクルの方向をそろえる風や熱の力で、毛先に向かって並んでいるキューティクルの方向をそろえることで、ツヤが出ます。熱による髪のダメージが気になるかもしれませんが、髪の水分がロ%以下にならなければ、髪は全く傷みません。

短時間に収め、同じ箇所に長く当てないといった約束事を守れば、髪にダメージを与えることなく、加齢によるうねり毛をツヤ髪に変えられます。熱を加えなくとも、手で髪をなでつけるように根元から毛先に整えるのもとても有効です。

いわゆる「手ぐし」ですが、キューティクルの方向がそろうだけでなく、人聞が本来もっている手や髪の油分が毛先まで浸透し、自然なツヤが出てきます。

もう30年近く美容師をやっている私の強い願い。それは、「もっともっと、ご自分の髪の毛に関心を持ってほしい」ということです。肌や洋服への興味に比べて、どうしても「へアケア」はあとまわしになってしまいがちです。

ちょっとケアするだけで、劇的にきれいになるのになあと、街の女性たちを見ていて残念な気持ちになることも、よくあります。実際、きれいな髪の毛の人は、髪のメカニズムをよく知っています。

また、男性目線で申し上げると、男の人は、女性の首から上しか見てないものです。女性はどうしても、服のコーディネイトに気がいってしまいがちですが、やっぱり大事なのは顔と髪。

白髪の直接原因はメラニン色素

白髪の直接原因はメラニン色素の欠乏

日本女性の特徴である”みどりなす黒髪”は外国人にとってたいへんなあこがれであり、チャームポイントの最大のものになっていると言います。髪を黒くしているのはメラニン色素で、毛の毛皮質(ノリ巻のご飯の部分)に含まれています。

その量には、人種差、個人差があり、日本人の髪は外国人にくらべてメラニン色素が多いため、“みどりの黒髪”に恵まれているのです。ところが年齢とともに、しだいに黒髪の色、があせたり、白い毛がまじつできたりします。

「チラチラ雪が降ってきましたね」と人から言われてガクゼンとしたり、「私もそろそろ年なのね」とガックリくるものです。白髪はどちらかというと女性に多く、個人差もありますが、多くの人は50代に入るころからあらわれはじめます。

町を歩いてあまり気がつかないのは、最近では白髪が少しでも出はじめると、ほとんどの人がヘアダイをしているためです。いったいなぜ、ある程度年齢が進むと白髪になるのでしょうか。直接的な原因は、毛髪中のメラニン色素が何かの理由でつくられなくなり、欠乏してくるためです。

57才までは白髪にはならないはず

まず、あなたの白髪、がはたして生えるべくして生えているものかどうか考えてください。メラニン色素の欠乏の原因の一つは、老化によって、メラニン色素を合成する働きが低下することにあります。

ですから、ある程度は生理的なもので、避けられない面もありますが、問題はその時期。30~40代というのはいかにも早すぎるのです。中国の文献によりますと、健康であれば、女性は訂才ごろまでは白髪は出てこないものだとあります。

逆に言えば、それ以前に出た白髪は、生理的な老化現象によるものではないということになります。年齢とは無関係な何かのサインということになります。白髪が早く出た人は年よりふけて見られるものですが、これは単に「見られる」だけなのでしようか。

人間の毛髪は、天然繊維の中でも強いものと言いました。このように強いものが白く変化するには、よほどの原因があると思っていいのです。もし老化だとすれば、老化の原因は内臓にあります。内臓の働きが鈍っているために毛髪のほうが、暦のうえでの年齢より一足お先に老化してしまっているのです。

30代なのに白髪が目立ち、却代後半に見られるという人は、内臓のほうも却代後半のように老化が進んでいると言ってよいのです。よく、「母が早くから総自費たったから、私も早いのでしょう。しかたがありませんわL と言う人がいます。

ある程度は遺伝もありますが、それは原因のごく一部です。代々白髪の家系であるところから、早くから食事など髪の養生を心がけ、印才近くの現在も、染め毛もしないで、黒々とした髪を保っているご婦人を私は知っています。このように、素質的なものがあっても、それをさか手にとってマイナスをプラスにしていくこともできるのです。